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「グラキャン」

プロデューサー 井前裕士郎

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こんにちは。製作部の井前です。
情操家族の撮影では様々な分野で勉強になったのですが、ものすごく追求したくなったのは車両です。俳優、スタッフは勿論、機材・美術・備品、弁当まで運ぶこの大仕事たるや、すごく重要に思いました。撮影入ると結構任せっきりでしたが・・・
スタッフや俳優部との連携、出発到着時間を練ってる時が結構楽しかったりします。ジャストタイムで到着のホカホカ弁当食べられる時は運転手に感謝しきりです。

が、我らが芸大を支えたグラキャン2台が、リース期間が切れて本家の車庫に戻っちゃいました。何年稼働してたのか知りませんが、ガソリンの溶かし様、キズヘコミ修復からの追いキズヘコミ、内部は度重なる座席取り外しによる六角ボルトの変形といった数々を見ると積年の馬車馬感が伺えました。お疲れ様です。しっかりメンテナンスしてもらって、東京芸大の刻印もハガしてもらって、のびのびと路上を流せるといいですね。今後は組ごとにハイエースグラキャンを手配するのでしょうか、これからの配車計画も大変そうです。

希望はタクシー初乗り410円ですね。都内からスタートしてますが横浜にも次第に導入されるらしいですよ。末端の製作進行にとって、チョイ乗り安くなって嬉しいです。最寄り駅から現場まで俳優さんをチョイ乗りでスマートにお送りしたいものですね。2キロ以上6.5キロ以上は変わらないとのこと。それ以上は高いらしいです。へべれけ貧乏学生にも嬉しい限りですね!

こういった画面に映らない仕事も感じ取ってくださいみたいになるとマヌケなので、情操家族をどうかありのままご覧ください!

井前裕士郎